「やっこ印」は2ndハンドル
2020年11月16日。ふと思い立ってブログを始めることにしました。名前を「やっこ印」と言います。
所謂、ハンドルというやつですね。このハンドルは、かれこれ25年位使っています。使い始めた切っ掛けは、パソコン通信のNIFTY-Serveの会議室での書き込みです。
パソコン通信と言ってもピンと来ない人も多いと思いますが、インターネットが一般化する前のネット通信サービスで、マイナーな趣味を持つ者にとっては、距離を問わず仲間を見つけることが出来た、貴重な情報インフラでした。
パソコン通信を始めた切っ掛けは、趣味の一つにボードゲーム(=テーブルゲーム、アナログゲーム)があって、その関係書籍を見ていた時に、都会の趣味仲間同士ではパソコン通信で情報交換が行われていると知ったことです。
その後、地元に発足して間もないゲームサークルに足を運びだしてから、実際にパソコン通信を利用している人達に出会ったのが、直接の切っ掛けです。
当時使っていたEPSON製のNEC互換486ノート(当時はまだラップトップとか言ってたような…)をSHARPのX68000ACEのブラウン管モニタに外部出力していると言う環境でしたが、ごく自然にNIFTY-Serveに加入しFGAMEという目的のフォーラムデビューとなりました。
実は、この頃にひょんなことから観に行ったアニメ原作のミュージカルと、また別口のアニメ番組が切っ掛けとなって、FSEIYUFという声優ファンのための会議室(掲示板みたいなもの)に顔を出し、本命のアナログゲームのための会議室FGAMEの前に書き込みのテストと称してアクセスした時に、たまたま「やっこ印」と言うハンドルを使ったのが始まりです。
この時既に、今後ネット上での人格として想定していた本来のハンドルも決めていた訳ですが、結局、声優追っかけ方面、延いては芸能エンタメ方面での第二の人格として、このハンドルも育っていきました。
ブログは第2のホームページ?
ブログを始めた切っ掛けは、なんとなくこのところの生活面での行き詰まりというか、仕事面、健康面、そしてコロナ禍という三重苦…何か新しいことを始めないといけない衝動に駆られてのことです。
特に象徴的だった出来事は、2020年2月26日、Perfumeの東京ドーム、ツアー千秋楽。前日まで行われていたライブがまさに直前に中止発表。東京ドームへ向かう地下鉄の中で見た5ちゃんねるでなんとなく嫌な予感がし、現場へ到着してそれが現実のものとなったときの絶望感たるや…
あれからもう9ヶ月近く経つ訳ですが、まだまだコロナ禍がこの先どうなるのか分かりません。その時でも最低1年はライブも無理かもと覚悟したものですが、今では、これは1年で本当に済むのか?といった雰囲気もあります。
昔みたいにライブを普通に楽しめる日々が戻ってくるのか、それもいつになるのか不安なまま、もちろんライブ以外でもボードゲームとか他の趣味でも同じですが、個人的にはコロナ禍だけでなく残りの2つの要素も解決しないといけなかったり問題山積ですが、ここは現実逃避的に…
ともあれ、個人的に人生の纏め作業としてのブログをこの先綴って行きたいと思います。実は、20年程前に普通のホームページを作ったりもしていました。今もネット上にはありますが、残念ながら放置状態です。本当ならそちらもリフォームしてこのブログとリンクしたいものですね。
ブログの内容としてはこの際問わず、最近離れていたコンピュータ方面の知識も補完しつつ、まずは、ここでも触れた音楽、エンタメ、ライブ方面から徐々に、という感じで行きましょう。後は、手持ちのモノの紹介とかでしょうか。
世紀末という一大イベントを越えた2000年頃は、ホームページを開設した直後で、企画ものもやり始めて色々刺激の多かった時代でした。2010年頃は、革新的なガジェットのスマートフォン(iPhone3GS)を手にしてライブ&ゲーム遠征もかなり楽に出来るようになり始めた時代。そして、あっという間に2020年になってしまいましたが、このような状況です。
時代は21世紀になり、未来を手にした部分もあり、それ程進んでない様な部分もあり。ライブの世界では360度ヴァーチャル映像配信なんかも徐々に出始めて、ゲームの世界ではe-Sportsが益々注目を集めるようになり、若干の驚きも受けた年でもあります。
今年、2020年は Anniversary Year
私にとっての2020年はと言うと、例えば邦楽の守備範囲だけで
・BABYMETAL、結成10周年
・ももいろクローバー(Z)、メジャーデビュー10周年
・Perfume、結成20周年(メジャーデビュー15周年)
・桃井はるこ、メジャーデビュー20周年
・松田聖子、デビュー40周年
こんな盛りだくさんの年に、コロナ禍で沢山のライブが…記念ライブが流れちゃってる訳です。自分がフォローしているアーティストだけでこれだけですから(ため息)。実際に、流れてしまったライブが3本、保留中のものが5本(これも恐らく中止に?)ありました。
私の趣味の一つが音楽です。いわゆる音楽鑑賞ですね。楽器演奏は全く出来ません。クラシックから入って、ポップスからロックを知り、歌謡曲は普通に触れ、アイドルが好きになりました。基本的には、ほぼ洋楽を中心に聴いていましたが、邦楽は一部の限定的なアイドル等以外は、殆ど聴いてきませんでした。
ここ10年は、多くはありませんが青春を取り戻すようにライブにもなるべく足を運ぶようにしていました。若い頃に見ることが出来なかった、アイドルだけでなく大物の洋楽ライブなんかにも足を運び、そこには多くの感動がありました。
アーケードゲームとライブ参戦で、生活の隙間を埋めるスタイルで凌いできたこの十年間、健康面でアーケードゲームが遊べなくなり、残るライブ参戦のみが支えであった時に、コロナ禍による生活の変化は大きなダメージとなりました。
2019年秋に職場環境も激変し、2020年に生活がどうなるのか不安だった矢先、ゲームとライブの締め括りの年にしようとしていたこの年に、どうしようもない行き詰まり感で弱っている所ですが、何か世界線のずれを取り戻さないといけないような焦燥感しか無い状態です。
20年前の自分には、今現在のこの状況を予想出来なかったでしょう。予想出来ていれば、何か違った行動を起こしていたはずです。
ARAU-MSC/AGF・MIL・GE#
約20年前、2002年辺りで Project-Y(仮称)と言う20年計画の夢みたいなものを想定していました。2022年迄を活動期間として完成させるプロジェクトみたいなものです。
テーマは、「ゲーム」です。ボードゲーム、カードゲーム、アーケードゲームなどを含む「ゲーム」についてのプロジェクトでした。2022年の2年前である2020年は、そのプロジェクトのゴール前のチェック地点として想定されていました。もちろん、妄想の域を出ていませんでしたが。
実行されなかったこのプロジェクトは、2010年に再チャレンジのチャンスを貰えるようなタイミングも迎えますが、結局空想の泡へと消えて行きました。この時のことは、今でも後悔している部分がありますが、もう一つの選択肢を選んでいたらどうなっていたか難しい所ではあります…
そういう意味でも、2020年は自分にとっての重要な人生のチェックポイントとなるはずだった年なのです。当時は分からなかった未来のことですが、今年は東京五輪の年にもなるはずでしたね。
実は、前回の東京五輪が生まれ年であったので、そういう意味でも意味深い年になるはずでしたが、世界線が狂ってしまったようで…「ゲーム」に纏わる事柄に関しては具体的な計画はありません。
妄想の中の Project-Y(仮称)は、早い話が紙ベースの「ゲーム」事典の作成です。もはやデジタル時代で前時代的ですが、この辺はノスタルジーの絡む所でもあり、正当な理由付けはありません。事典と言っても1冊で終わらない、ゲームの世界の百科事典を想定していました。
この妄想の起源は、大学生の頃、シミュレーション(ウォー)・ゲームがブームとなり、アーケードゲームも
元気だった頃、ゲームセンターでピンボールを知り、松田氏の著作の「ボードゲーム」に驚き、ゲームの世界が非常に賑やかなものであることを知ったことに始まります。これは、38年前位のことです。
今でこそ、ネットで情報を拾うことが出来ますが、当時はそうではありませんでした。また、2回目に気分が盛り上がった2000年頃はインターネットでの情報があったためで、妄想が実行出来るような気運が高まったためです。しかし、実行には至りませんでした。
世紀の壁を越えて21世紀になってしまい、気が付けば、あっという間に2020年。これから、どう言う時代になって行くのか想像が難しいですが、「ゲーム」という観点からすれば、eスポーツの拡大と一般化、時代に逆行するかのようなアナログゲームの広がり、これらとVR技術との接点がどうなっていくかは注目です。
…
ライブでは空白の9ヶ月。レポを書くことも当分無さそうですが、ブログで心の穴埋めをしようと思います。
では、やっこ印のブログライフの始まりです。
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